マインドフルネス瞑想を実践した感想／植田マミ
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -

恵比寿駅西口から徒歩5分、常温ヨガスタジオstudio GODのインストラクターの植田マミです😊

 

しばらくスタジオでのクラスではなくオンラインクラスでの開催のためスタジオに行けないこと、お会い出来ない生徒さんがいることを大変寂しく思っておりました。

一方でオンラインクラスでの新たな出会いは大変嬉しいものでした。（色んな感情を味わえるこの環境が非常にありがたいことですね）オンライン開催の間は移動時間の短縮の分ヨガの講座の学びや自身の練習をして過ごしていました。

「暇」と思うことはなく、毎日せかせかと過ごしていました。そんな中で自身の心を整える時間として毎日取り入れていたのは「マインドフルネス瞑想」です。ワークショップや本でそれについての知識を深め、毎日実践しています。

 

◎マインドフルネスって何？

マインドフルネスと言うのは「今この瞬間に意識を向け、ありのままの自己を受け入れること」を意味します。マインドフルネス瞑想はそれを実感するための瞑想方法です。さまざまな手段がありますが私が実践しているのはマインドフルネス呼吸瞑想法です。

 

◎マインドフルネス呼吸瞑想の方法

①安定した場所に座る

②呼吸に意識を向ける

③呼吸から意識が離れ思考が生まれたら優しく呼吸に引き戻す

手法はこの３段階です。とっても簡単に思えませんか？ルールはなくて、何分やるか？椅子に座るかマットの上に座るかも自由です。ただ何も排除をしないので瞼は閉じずに行います。もちろん目が乾いたら瞬きをします。

 

◎マインドフルネス呼吸瞑想を実践してみた感想

①瞼を落としたくなる（その方が集中できるという思考パターンによる）

→これはすぐに改善しました（眠くない時に限る）、目を開けていても集中の糸が解けない事を知れば解決！！

 

②息からすぐに集中が解ける

過去の振り返る考え事が始まったり、未来の想像をしたり、香りに気を取られたり、目の前にあるものに気を取られたりするのです。

→自分の心ってこんなにあっちこっち動くのだなあと丸裸になった気持ちで恥ずかしくなった！！これぞモンキーマインドです・・・🙈

 

◎毎日実践を続けている

時には１分しか出来なくても、ある日10分座ることができることもあります。その次の日はまた1分だったりします。ヨガで例えるならばバランスポーズ的な立ち位置です。毎日同じポーズをしていてもグラグラしたりどっしりしていたりしますよね。両者に言えるのはそこに対してジャッジメントをしないことが大事だと思っています。善悪ではなく自分の心と対話をしていること自体を楽しんでいます。

ヨガの瞑想の時には、考えをやめたりイメージを浮かべたり心地いいなぁと思うことが多いのですが、マインドフルネス呼吸瞑想をしているとき、心地よさはなく、心のトレーニングをしているような感覚になります。どちらの瞑想も生活の中に取り入れていて私の中で大切な時間だと思っています。

 

◎マインドフルネスはどこの言葉？

仏教の教えの瞑想で今この瞬間を完全に生きるための訓練の一つです。東南アジアやスリランカなどの上座部仏教で行われている瞑想法に由来します。それがアメリカを中心に、一般の人でも実践できる形にアレンジされ、現代のように大手企業や教育現場に広まっています。ヨーガ哲学は仏教の教えを元にして派生をしたものなので知らず知らずのうちにヨガの瞑想の時間もマインドフルネス瞑想を実践している方もいるのでしょうか。実際に仏教の教えの本を読んでみると「気づき」が苦悩を解消すると言うことが多く書かれているのですが、それはヨーガ哲学でもみるもの（自分）と見られるもの（自分の心）を理解することで自分の心に気づくと言う考えと似ているのではないかと思います。

 

◎マインドフルネス呼吸瞑想の効果

集中力の向上、メンタルの安定、免疫機能の向上

などが挙げられています。ヨガの他のフィットネスとの違いはメンタルアプローチに長けていることだと思っています。ですので、ヨガとマインドフルネスは非常に相性がいいのです＾＾

皆さんもぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

 

是非クラスにいらした際に感想をシェアしてくださいね＾＾