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“リリース”と”ストレッチ”効果の違いと順番/Moemi
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -

公開日:2021.09.16|最終更新日:2021.09.16

こんにちは!恵比寿のヨガスタジオ、studioGODのヨガインストラクター Moemiです(^^)

今回は体のケアには欠かせないリリースについてご紹介します。

一時期、【筋膜リリース】という言葉も話題なったりしましたよね。
私自身も日々の練習に”リリース”は欠かせない訳ですが、言葉自体を知ったのはせいぜい34年前でしょうか?

またその目的や自分の練習での使い分けが出来るようになってきたのはここ12年の話。
特に柔軟性を上げたい練習では“リリース”“ストレッチ”の使い分けが出来るようになってから体も随分変化してきました。

なのでここからは私個人の見解ですが、リリースの目的とストレッチとの違いや効果などを

シェアしたいと思います!

 

◆リリースとは?ストレッチの違い◆   

まずはそれぞれの役割について。

*リリース・・・「筋肉のコリや癒着を解す」

*ストレッチ・・・「筋肉を伸張させ可動域を拡げる」

 

“解す”か”伸ばす”の違いがあるんです。

 

筋肉は筋膜という薄い組織膜に包まれています。

そしてその筋膜が萎縮・固まっていたりすると筋肉自体も上手く動いてくれません。

筋膜はミルフィーユのような層になっていて、それぞれが上手く滑り合う事で体も滑らかな動きができるのですが萎縮や癒着があると動きが制限されてしまったりストレッチをしても上手く伸びきってくれません。

写真のように結び目のある筋肉は、いわゆる萎縮や癒着といった凝り固まった状態です。

ではこの筋肉をこのままストレッチするとどうでしょう?
結び目がどんどんキツくなってしまいますよね?
更に引っ張り続けると結び目あたりから損傷したり、千切れたりという可能性も

そこでこの結び目を解いてくれるのが【リリース】というわけです

 

◆順番はどちらから先にやると良い?◆

いろんな考え方もあると思いますが、私は「リリース」→「ストレッチ」が良いと思っています。

凝り固まった筋肉はなかなか伸びてくれないのでリリースケアで筋肉を解したり、柔らかくしておくことでストレッチも気持ち良く伸びやすいです

 

◆どれくらいやると良い??◆

これも特に決まりは無いと思っていますが、短すぎると殆ど効果がないので
1箇所 約6090秒は最低でもやるようにしています。

やり始めに「固い・痛い」と感じていた箇所が
徐々に「柔らかい・気持ち良い」
に変わってくる感覚を目安にするのが良いと思います

大事なのは自分の体を“感じる”こと!

 

私がいつも欠かせない部位は背面・太もも・お尻
その他はコンディションに合わせていろいろやります。

筋肉が解れるとケガの予防にも繋がりますし、浮腫みもとれてスッキリするのでお仕事で疲れた日の夜のボディケアとしてもおすすめです

レッスンの中ではお一人お一人の身体の状態に合わせたケア方法などもお伝えしています。

「めぐり改善ヨガ」はベーシックな内容で進めておりますので、ヨガが初めての方も気軽にご参加いただけますよ(*^^*)