「ヨガとランニングの親和性」/Mika | 恵比寿のヨガスタジオ「studio GOD -スタジオゴッド-」

「ヨガとランニングの親和性」/Mika
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    みなさん、こんにちは!
    恵比寿の常温ヨガスタジオ studio GODインストラクターのMikaです。

    暑い日が続いていますが、みなさん夏バテしていませんか?

    さてさて、私事ですが少し前に6年ぶりのマラソン大会に参加してきました!
    と言っても、フルマラソンではなくハーフマラソン(約21.1km)です。

    みなさんの中には、ヨガとランニングの両方をされている方もいらっしゃいますよね。

    今回は、先日のレースで私自身が久しぶりに長距離マラソンを走って感じた
    ヨガとマラソンの親和性について書いてみたいと思います。

     

    ヨガで意識した身体のコントロールを、ランニングフォームに

    ヨガのレッスンの中では、筋肉の部位の名前がよく出てきますよね。

    例えば「腸腰筋の伸びを感じて」や「肩甲骨を寄せて」など、
    具体的な筋肉を自分の意識に上げて、繊細に動かす練習をすると思います。

    これらはランニングフォームでも同じで、無駄な動きを省いて
    安定して効率的に走るために大切な要素だったりします。

    さらに、ヨガではアライメントと言って、より安全且つ効果的に練習するために
    ポーズにおける身体の各部のポジションも意識しますよね。

    怪我や疲労で身体に痛みが出たときに、ランニング中のアライメントの
    どこが良くなかったのか?を振り返ってみると
    少しずつフォームに微調整を加えることもできると思います。

    ちなみに私は膝の痛みが出にくいように、大腿骨頭~膝~踵~つま先などの
    下肢のアライメントを意識して走っていました。笑

    元々膝が弱いので、完全には防ぐことが難しくても、痛みが発生するのを
    遅らせることはできたかな?と思っています!

     

    ヨガでついた遅筋は、長距離ランの筋持久力に

    一般的にヨガでは「遅筋(ちきん)」が鍛えられると言われていますよね。

    瞬発力や強靭な筋肉が必要とされるランニングでは
    主に「速筋(そっきん)」が身に付くことになりますが、
    遅筋には長時間発揮できる筋持久力が備わっていたりします。

    ヨガではポーズを取るときに、表側と裏側の筋肉が対になって
    伸長と収縮が同時に行われています。

    筋力を強く使いながら伸ばす伸張性収縮も多く起こるので
    ランニングに必要な短く硬い筋肉に加えて、長く細い筋肉もついて
    筋力のバランスも良くなると思います。

    私がスピードランナーではないということもあるかも知れませんが
    下肢に加えて、ランニングでもkeyとなる体幹を安定させる腹筋群や
    骨盤を長時間&安定的に支えるために必要な臀筋群や股関節周りの筋肉、
    前進させるのに必要な肩甲骨回りや背面筋など
    日頃のヨガの練習の中で鍛えられていたことは良かったなぁ…と思いました。

    また、心肺機能に負荷のかかるランニングでは、呼吸も大切な要素。
    ヨガでは深く呼吸をすることで、横隔膜などの呼吸筋群の可動も広げられるので
    特に持久戦となる長距離マラソンでは、間接的に呼吸のサポート効果もあるのではと思っています。

     

    ヨガで、ランニング前後の自分メンテを

    最期に、みなさんご存じの通り、ヨガはランニング前のウォームアップや
    ラン後のリリースにもとても向いています。

    ウォームアップでは筋肉の可動域を広げるために有効ですし
    リリースでは溜まった筋肉疲労を流すために伸ばすこともできます。

    特に長距離ラン後はシンプルな筋肉疲労に加えて、自分の身体の使い方の癖によって
    アンバランスが生じやすいので、前後左右を整えるのに良いと思います。
    個人の所感ですし、まだまだ挙げればキリがないのですが
    ヨガとランニングはとても相性の良い組み合わせだと思います◎

    暑い夏を越えたら、いよいよ本格的なマラソンシーズンに突入しますね。
    私もまたレースにチャレンジしたいな、と思っているので

    ヨガとランニングを上手く組み合わせて、練習を積んで行きたいと思います!

    Mika

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