集中力Upや感情をコントロールしたい時に使える方法をご紹介/福田あけみ | 恵比寿のヨガスタジオ「studio GOD -スタジオゴッド-」

集中力Upや感情をコントロールしたい時に使える方法をご紹介/福田あけみ
- 恵比寿ヨガスタジオ studio GOD -

    こんにちは!
    東京、恵比寿駅西口から徒歩5分、常温ヨガスタジオstudioGODヨガインストラクターの福田あけみです。

    studioGOD恵比寿 火曜日
    10:00〜調身調息ヨガクラス
    14:30〜初めての瞑想クラス を開催しております。

    クラス参加の方の中に時々
    『瞑想を取り入れてみたいけど集中力がないから出来るかな』と不安がられる方がおられますがご安心ください。(^ ^)
    瞑想を練習していけば遅かれ早かれ集中力は自然とついてくるので
    心配しなくて大丈夫です。(^ ^)

    では一番最初に瞑想をしてみよう!といざ座を組んだ時、
    集中力をどのような方法で高めたら良いのか、

    今回はその方法の一つに手印とその効果、そして最後に日常でも使えるものをお伝えします。

     

    ⚫︎心の状態は身体に現れる

    私たちの心境が身体の動作に現れることがあります。

    例えば緊張している人を思い浮かべた時どんな仕草をしているでしょう。
    きっと目がキョロキョロしたり、手が髪や肩に触れたりソワソワ落ち着きがない姿がイメージできるかと思います。
    緊張するなど心の状態が不安定な時、体に仕草(動作)が一緒に伴います。
    身体の動きが多いと、より一層心は落ち着かない状況になります。

    逆に緊張している時、誰かに
    『安心して』と肩を両手でゆっくり抑えられるかのように包まれると、

    なんだか心も落ち着いたなぁという経験も皆さんにはあるのではないでしょうか。

    “体がどんな状態にあるか”

    自然と心の状態にリンクしていますね。

    そんな風に体と心の動きがリンクしているからこそ、手に取ることができない心の動きを自分自身が気づいてゆっくりと止めていく(安定させていく)ためにどうしたら良いのでしょうか。

     

    ⚫︎眼球や手元を動かさないことがもたらす集中や落ち着き

    アシュタンガヨガを練習される方はご存知のドリスティー“ と呼ばれる目の玉を一点定める方法があります。ドリスティーをすることで眼球をあちらこちらに動かさず一つ集中対象を見ることで、その人の意識を安定させ、内側の静けさの中で練習を深めていく効果があります。

    それと同様に、手の動きを止め集中力を上げていく方法が、手指で印を結ぶ手印をとることです。
    手で型をつくることで、ドリスティーと同じく集中力を高め点在しやすい心が落ち着いてくると言われています。
    そんな集中を促す効果の手印を使って、安心して瞑想を取り組んでみてほしいです。
    集中力をあげる効果を持つ手印ですが、坐を組んだ時のみでは勿体無い!笑

    今回は暮らしの中でも使える手印
    3選とそれぞれが持つ意味を紹介します。
    日常で沸々と起こる様々な感情と向き合うときに使える手印を用いて心のコントロールを試みてはいかがでしょうか^ ^♪

     

    ⚫︎暮らしに役立つ手印3

    ①合掌=誰かと(または環境などもOK)向き合って話したい時・慈悲の心を思い出したい時オススメ

    合掌の手は、左手は自分自身、右手は自分が今向き合いたい人や物事・環境を意味します。左手と右手を合わせたその接面を感じながら、その手と手の境界線が薄まって一つになるイメージを持ちながら合掌をとることで、右手においた対象と柔らかく向き合う力に変わっていきます。

    敵対した心で向き合うことは反発が生じます。柔軟な心を持って向き合うイメージを添えて合掌の手を作ってみてください。

     

    ②法界定印(ホウカイジョウイン)=イライラなど怒りの感情を横に置いて、想いを言葉で冷静に伝えたい時オススメ

    右手の平の上に、左手の甲を乗せ手その上に親指同士が軽く隙間のある状態で、横向きの卵のような形で親指を添える手の型。
    右手は本能を表し、左手は理性を表します。

    卵は小宇宙を表し、
    『本能的に動く私の心を、私の理性で静寂さに鎮めていく』
    『いろんな事が起きる中でも自分の手の中で統制をしていこう。』という意味を持ちます。

    私は法界定印を結構日常で使います。イラっとした時にぜひこの型の意味を思いながら手の型をとり相手に伝えたい言葉を伝えてみてください。冷静に話せるかもしれません♪(^^)

     

    ③叉手(シャシュ)=不安な心、動揺する心を落ち着かせたい時オススメ

    左手の親指を曲げて残りの4本指で包むように拳を作り胸の前に充てます。
    その左手を右手で覆うようび包み二つの手が胸の前に一つまとまった状態が叉手です。

    緊張した時にソワソワ動き回る手を一つ胸の前に留めることで落ち着きを与えます。

     

    以上日常で使える3選でした!
    ぜひ実践してみて下さいね!

    最後に

    瞑想時に手の型を一つ決めて練習をしていくと、それが暮らしの中で冷静に物事を見たり聞いたり伝えたい時に瞑想時の手の型を用いることで脳が瞑想の時のモードに切り替わりやすくなります。

    そうすると座って見つめる練習の間隔が日常でも生かされ物事を冷静にみたり聞いたり、瞑想が日常に生かされる瞬間が訪れていきます!

    ぜひまずは一緒に練習してみましょう♪^ ^

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