"未経験"の私が"ファイナリスト"になれたこと/Moemi | 恵比寿のヨガスタジオ「studio GOD -スタジオゴッド-」

"未経験"の私が"ファイナリスト"になれたこと/Moemi
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    こんにちは!恵比寿の常温ヨガスタジオ、
    studioGODのヨガインストラクター Moemiです。


    先日書いたブログ、
    『ヨガとタイマッサージの繋がり』から続き、
    そのブログの記述後、私が出場した大会での経験とよりリアルに実感したヨガとの繋がりを改めてお伝えしたいと思います。


    *結構熱く語りますので
    どうぞお付き合い下さいませ。笑



    10月24,25日に開催された
    World Association Nuad Thai Championship
    【タイマッサージ日本大会2023】

    全200名近くのエントリー者が集う大会。


    そんな中、
    私はタイマッサージを学んではいるけれど
    サロン勤務などの現場経験は未だ無く、
    いわゆる"未経験"の状態での出場でした。

    ですが私は出場した2部門の両方で予選を勝ち抜き、
    "ファイナリスト"に選ばれたのです。



    ちなみに、大会は全3部門ありました↓↓

    ❶For health
    一般的なタイマッサージ
    伝統的に受け継がれ、施術者とクライアント相互の健康のために行われている施術。
    タイ文化の礼節を踏まえつつ自由かつ安全に行う施術。

    ❷Inspiration
    発展的なタイマッサージ
    伝統を超えた新しい技術や解釈、表現方法など多岐に発展した、独自のインスピレーションに基くタイマッサージ。

    ❸Japanese style
    タイの技術を取り入れた、日本人特有のおもてなしの心溢れる丁寧な施術スタイル。

    (説明は大会HPより一部引用)
    私はその内、❷❸にエントリー。 



    ❸Japanese styleについては
    10月31日の世界大会で決勝があり、
    各国の代表が集う中で披露させていただきました✨


    大切な祖母をきっかけに作り上げた椅子施術。

    ブログ的には余談ですが、
    腰が曲がって仰向けになれない祖母の為に椅子での施術を思い付き、大会ではそれをより発展させた形で披露しました。 

    たくさんの方に評価していただき
    本当に嬉しかったです。

    祖母のおかげで気付けたこと、
    『施術とは目の前の相手を想い、
    自分に出来る最善を尽くすこと』

    大切にしたい私のこれからのテーマです✨


    未だに自分でも驚いています。

    当初の目的は出場すること、
    チャレンジしてみることだったので
    錚々たるエントリー者の中で
    自分が上位数名の中に入るなんて。 


    もちろん、この結果はたくさんの方の応援や
    支えがあったおかげです。


    でもやって来たことには自信がありました。
    それはタイマッサージの練習はもちろんのこと、
    ヨガで向き合ってきた自分の心・体の使い方が
    施術の丁寧さ、美しさに繋がった結果だと思います。


    私は大会に限らず、施術に入る前には
    ヨガの時間を作っています。


    その日の自分のコンディションを確認し、
    心を整理し、身体を温める大切な時間。


    ◆呼吸の流れが施術をよりスムーズに。
    ◆身体のしなやかさが技の美しさに。
    ◆安定した体幹が動きのダイナミックさに。
    ◆心の安定は心地良く安心感あるタッチに。


    きっとこれを自然と意識し、続けて来たことが
    今回の結果に繋がってくれたと思っています。


    正直、
    マッサージに美しさとかってなんだよ?
    って思われる方もいるかもしれません。


    ですがこれまで身体を使ってきた身として
    ハッキリと言えることは
    『身体を丁寧に扱うからこそ
    その動きは自然と美しく見える』
    ということ。


    施術の動きやスムーズなフローの軌道、
    相手に触れる指先への繊細な意識などが
    結果として美しさに繋がるんです。
    ヨガのフローもそうですよね?

    そしてその美しさは相手を想ってのこと。
    敬意や尊重の表れなんです。


    大会では大会用のフローを作りました。
    もちろん採点を意識してのフローです。 

    でも施術は施術。
    目の前の相手を一番に尊重しました。

    いくら練習してきたからと言っても
    相手にそぐわ無い技はかけません。
    相手の状態に合わせて手技を変えたりもしました。

    ものすごく緊張するはずなのに
    心は落ち着いて自分や相手を感じれていて、
    想定外の事があっても慌てずそこに向き合えている自分いました。


    それはやはりヨガの教えや練習のおかげ。

    心身のしなやかさと安定感は
    大会中も私を支えてくれました。

    →大会までの1ヶ月以上お休み無しのハードスケジュールでも体調はずっと良かったしね☺️





    私はセラピストとしての歴はありません。
    ですがヨガなどを通して長く身体に向き合ってきました。
    (遡れば10歳頃からのダンスが始まり)

    自分自身の扱いも、
    体はどこをどうすれば心地良いのかは
    ある程度感覚に染み付いています。


    そしてそんな感覚がいわゆる
    "パフォーマンスの向上"に繋がります。

    それはもちろん、タイマッサージに限らず。

    自分の身体が快適になることは
    モチベーションやエネルギーを高め、
    想像力や感性を豊かにしてくれます。 


    良い仕事をする、
    良いものを作り上げるために
    まずは自分を整えることから。






    今大会で"未経験"から"ファイナリスト"になり
    日本大会〜世界大会までを経験した上で
    改めて日々の練習(ヨガ)の時間を大切したいと実感しています。


    ちなみにstudioGODのクラスでは
    アジャストやシャバーサナの際のケアに
    タイマッサージの技を織り交ぜていますよ
    心地良いタッチでサポートしますので
    初めての方も安心してクラスにご参加下さい✨




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