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陰陽のバランスを取ること/Kazu
- 代々木上原ヨガスタジオ studio GOD -

公開日:2020.04.19|最終更新日:2020.04.19

こんにちは

インストラクターのKazuです。

私は、陰ヨガを練習するようになって
陰陽について興味を持つようになりました。

 

皆さん、陰陽という言葉から何を
思い浮かべるでしょうか?

 

陰陽というと、私は小学生の時の
国語の時間を思い出します。
反対の意味の漢字を考えなさい!的な
授業を思い浮かべます。

右と左
表と裏
光と影
暖と寒
雄と雌
南と北
背と腹 , etc

まだまだ沢山ありますね。

内臓も陰陽に分けられるのですよ!

陽の臓器
膀胱
胆嚢

小腸
大腸

陰の臓器
腎臓
肝臓
脾臓
心臓

いろんな物が、陰陽に分けられ対になって
面白いですね!

 

しかしながら陰は、ネガティブなイメージやそれを持っていてはダメと
捉えられているように思います。

寒い、冷たい、寂しい、悲しい‥‥

確かに、あまり味わいたくない
言葉ですね!

生きているといろんなことがあります。
楽しい事ばかり続けば良いのですが
時には、悲しい事や辛い事が
突然訪れる事もあります。

悲しい時や辛い時
無理して明るく振る舞ったり
笑ったりして
余計苦しくなってしまう事や
楽しそうな人と比べて更に落ち込んでしまう事‥‥そんな経験はありませんか?

陰の要素を持ってはいけないと思い
無理やりかき消したり
見て見ないフリをしたり
必ずしもそうする事は、
問題解決にはならない時もあるのでは
と考えます。

ここで注意していただきたいのは
思考的ネガティブや
それに巻き込まれましょう
と言うのとは違います!

陰の要素を認めつつ、
そこから学びや気付きを見つけていくことが
必要ではないか?と思います。

発想の転換や見方によっても
変わってきますね。

寒くて暗いイメージの北向の部屋
日本では嫌がられますが
暑い東南アジアでは、北向きの部屋が
人気だそうです。
同じ条件でも
環境や考え方によって
物事の捉え方が変わります!

 

陽の要素ばかりに目を向けず
世の中には、陰の要素もあって良い
と考えると少しは楽になりませんか?

 

何よりバランスが取れている事が
大事ですね。
陰と陽のバランスの取れた所を
“中庸”と言います。

“中庸”を見つけていくのもヨガの目的
の一つではないかと思います。

吐く息と吸う息 呼吸のバランス
アーサナを行う 身体のバランス
瞑想をする 心のバランス

ヨガをする事で、バランスを取っていく

完全な”中庸”な位置に行くのは
難しい事だと思います。
それは、ヨガで言う所の
悟り?の域に達する事ではないかと
私は思います。

陰と陽、どちらかに大きく偏ったら
そこに気付いて
より中間に向かうよう
少しずつ修正していけば
いいのではないでしょうか⁈

時は流れています。
どうにもならない事や嫌な事にも
変化や終わりはやってきます。

今まさに大きな変化の時代。

 

こんな時こそ
ヨガをしてバランスを見つけて
いきましょう♬