アーサナアライメントとは?ヨガの効果を実感するために/宮城由香
- 恵比寿ヨガスタジオ studio GOD -

皆さんこんにちは、恵比寿にあるヨガスタジオ
studioGOD のディレクター・インストラクターの宮城由香です。
ヨガのアーサナを実践していく上で、効果を実感したことがありますか?
運動でもヨガでも何かをやり始めたときは身体や心の変化に気づきやすいですよね。
でも続けていくと、変化に気づけなくなっていくことってありますよね。
心身の健康のために始めたヨガなのに、
〇〇が痛い
やり方が違うのかな?
心地よくないな‥
色々出てきてしまうこともあります。
これ自分の身体に合ってるのかな?という疑問や
〇〇すると身体が痛い!!という痛みにならないように
アーサナアライメント レギュラークラス 宮城由香
身体の使い方、アーサナのとり方をそれぞれの今の身体に合わせて伝えていくクラス”アーサナアライメント”というクラスを担当しています。
まずは月曜日11:30−12:30で行っている”アーサナアライメント”というクラスがどんなクラスなのかを知っていただきたいので
今回のブログは、自分に合ったヨガのポーズを練習する”アーサナアライメントって?”を写真も使いながら説明していこうかと思います。
アーサナアライメントとは
HPのクラス説明には、
アーサナ(ポーズ)の取り方をじっくりゆっくり丁寧に伝えていくクラスで、自分の身体に合ったアーサナの取り方を知って土台を安定させていきます。
初めての方もヨガに慣れている方も、一つ一つどんなアーサナなのかを知ってアーサナを通して自分自身と向き合っていきます。
身体の使い方がよく分からない!知りたい!ベーシックなアーサナから丁寧に練習したい!という方にオススメのクラスです。
と書いています。
自分に合ったアーサナって?となりますよね。
いつもクラスで伝えることは、本や雑誌で見るヨガのポーズをとっている方と私達の身体は違うということです。
もちろんヨガを習っている目の前にいる先生とも、身長・体重・手脚の長さ、今まで何をしてきたか‥柔軟性や筋力・体力‥骨格‥
身長や体重が一緒だったとしても身体は違いますよね。
だからこそ、目で見る一般的なポーズの形を自分に当てはめずに
自分にあったアーサナのポジションやアーサナの深さを知って欲しい。
そして、身体を機能的に使うことで自分が『こう動かしたい!』と思った体の動きを、思った通りに動かせるように身体を丁寧に繋げて欲しい。
無理やり や がむしゃら に動くのではなくて、今の自分を知りその自分と向き合って焦らず少しづつ変わっていく心身を感じて欲しい。
と思ってこのクラスをつくりました。
アーサナアライメントではどんなことをやるの…?
例えばアド・ムカ・シュヴァナアーサナ(ダウンドッグ;下を向いた犬のポーズ)で説明します。
※流派によっても身体の使い方が違いますし、目的や意図によってアーサナの形を変えるのは良いと思うので、これから出す写真が絶対にダメ!っていうことではありません。
身体を機能的に使って、安定した心地よい状態でアーサナをとるという目的で伝えていきますね。
よく見るヨガのアライメント①
腰が丸まっていて股関節がしっかり引きこめていない状態。
股関節が引き込めていないということは坐骨が膝に向かって引っ張られているので腰が丸まり、伸ばしたい腿裏(ハムストリング)は伸びていかないですよね…
いわゆるお腹に力を入れる(筋肉を収縮させて力を発揮する)は、やりやすいかもしれません。
イメージは、ボディービルダーの方が腹筋を見せる時に腰を丸め胸も骨盤もお腹に集める感じでしょうか。(ボディービルのポージングについて詳しくないので違ったらごめんなさい‥イメージです☺)
しかし、腰を丸めているので体幹の伸びも感じにくくなります。
この形だと、脚をしっかり押し出し、体幹から腕を伸ばし体幹の伸びと広がる感覚が出ませんよね。
よく見るヨガのアライメント②
胸が落ちている状態
体幹から腕を押し出せず胸が床の方に落ちていて、肩甲骨は背骨側に寄ってしまうので腕が内側に回ってしまいます(内旋)。
胸が床の方に落ちれば落ちるほど肩の関節にぶら下がる・寄りかかる形になるので(体幹から腕、手に力が繋がらない)肩関節にもプレッシャーがかかりますよね。
胸を開きたい!脇の下をストレッチをしたい!という意図があればわざとこういう形を取るのも悪くは無いのかもしれません‥
ただ、体幹から腕を押し出し、身体の中の伸びる感覚や背中の広がり、脚裏(ハムストリング)の伸びを感じるにはこの形では感じることが難しくなります。
このアーサナはどうすれば自分にとって安定した心地よいアーサナになるのか。
このアーサナをとる目的は何か。
を知って、そうなるように身体を繋げていくのがアーサナアライメントクラスです。
上の写真のように股関節が引き込めると、腿裏の伸びが感じられ腰は丸まらずに骨盤と腰の関係は骨盤を立てて座る姿勢と同じになります。
体幹から腕を押し出しているので、
脇の下は外側には向かず、肩から手を伸ばしていないので肩が極端に上がらないで肩甲骨も背骨側に寄らず背中が広い状態。
股関節から体幹の伸びを感じられ胸も床の方に落ちていないので呼吸をするたびに背中の広がりも感じられます。
このポジションで、押し出し続ける・伸び続けるをやり続け、呼吸で変わっていく身体で繊細に自分の身体に起きていることを感じられるとアーサナを保持することでより心地よい状態に導くことができます。
アーサナの身体的な効果は、アーサナをキープした時に得られる。
アーサナが安定したポジションで無いとアーサナのキープが苦しくてそれどころでは無いですよね。
必要な柔軟性や筋力がつくことで、姿勢を正して座ることができる。
呼吸法の実践や瞑想の時間に集中することができます。
日常生活でも、背中や腰を丸め、今少しの時間で力を抜いた自分の身体が楽な位置ではなく
快適な姿勢を取り続けることができる身体で快適にいられる時間を長くしていきたいですよね。
身体が一人一人違うからこそ
丁寧に身体の動かし方、意識の繋げ方を練習する。
そんなクラスがアーサナアライメントです。
ちなみに
腿裏(ハムストリング)が固くて腰が丸まってしまう方・ハムストリングは固くないけど股関節の感覚がまだ繋がっていない方には、まずは”股関節を引き込む”を”今の身体でできるポジション”で練習してもらいます。
柔軟性や筋力や身体の意識の感覚に合わせて色々な練習方法を伝えていきます。
そして、体幹から腕を伸ばす感覚や、胸が落ちてしまう方には体幹をコントロールする練習。
一つ一つを確認してから繋いでいきます。
そして上の写真の様な軽減したアーサナでも安定したポジションを提案していきます。
ただ、”今日の自分の位置がそこ”なので
今後こうなるとこういうポジションにしたいよねって言うのも伝えていきます。
自分の目で見てもらってイメージと身体を繋ぎ、一つ一つの関節のポジションを確認していきます。
”今”の自分に合ったものを選ぶ力がつけば、自分一人で練習しても身体が安定していきます。
アーサナアライメントのクラスは自分で今の自分を調整できる様になること
アーサナで自分自身を調整できたらとっても快適ですよね。
ヨガのアーサナで効果を実感できるようになるにはこれが大切かなと思います。
そのお手伝いをするクラスがアーサナアライメントです。
ヨガが初めての方も
ヨガに慣れている方も
インストラクターの方もいらっしゃるクラスです。
みんなで人の身体も見ながら、
どうやったら身体が繋がるのか
いろんな形で探していきます。
100人いたら、100の違う感覚があるからこそ
それを皆でシェアしながら自分に合ったものはもちろん『この人にはここが快適だよね』を知りながら楽しく練習しています。
ぜひ一緒に自分自身を知るアーサナの練習をしましょう(^^)
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