「オフザマット(off the mat)」でのヨガの実践/Mika | 恵比寿のヨガスタジオ「studio GOD -スタジオゴッド-」

「オフザマット(off the mat)」でのヨガの実践/Mika
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    こんにちは!

    恵比寿の常温ヨガスタジオ Studio GODインストラクターのMikaです。

     

    みなさんはヨガをされていて、「オフザマット (off the mat)という言葉を聞いたことはありますか?

     

    マットの上で身体を動かしてアーサナ(ポーズ)を取ることを「オンザマット (on the mat)」と呼ぶのに対し

    「オフザマット」はマットの外=日常生活でヨガを実践することを指します。

     

    日常生活でのヨガの実践ってどういう意味?

    ヨガってポーズを練習するエクササイズのことなんじゃないの?

    と思ったみなさま!

     

    ヨガとはサンスクリット語で「つながる・つながり」を意味していて

    心と身体を整える(浄化する)ことがその目的なのです✨

     

    身体を整えるにはフィジカルなアーサナや呼吸を通したアプローチを、

    そして心を整えるにはヨガの教えをアプローチとして取り入れ

    安定して満たされた状態を自分自身で作れるように日々実践して行きます。

     

    このように一言で「ヨガ」と言っても広義で、フィジカルな練習以外にも

    ヨガの教えの実践や呼吸法、瞑想なども含まれるのです!

     

     

    では具体的にヨガの教えをどのように実践すれば良いでしょう?

     

    ヨガの教えはとても体系的に構築されているのですが

    その実践論には「八支則」と呼ばれる8つの階梯があります。

     

    その八支則の中で最初の階梯にあたるのが「ヤマ(禁戒)」

    つまり「控えた方が良い行動」です。

     

    このヤマの中にも5つのアイテムがあるのですが

    中でもすべての根底となり、最も重要なのが「アヒンサー(非暴力)」

    “人や物を傷つけずに優しく接する”という価値です。

     

    たとえば、こんな経験はありませんか?

    ・誰かに乱暴な言葉遣いをする

    ・物を粗雑に扱う

    ・環境に悪い製品を大量に使う

    ・身体に悪い食事や生活を続けている

     

    すべての命を大切にして、人、動植物、物、環境、

    そして何より自分自身に愛を持って丁寧に接すること。

    簡単なようで、忙しい毎日の中だとなかなか実践が難しかったりしますよね

     

    そしてこのアヒンサーの実践は、オフザマットだけでなく、オンザマットでも実践できます。

     

    怪我や痛みがあるのに無理してポーズを練習することは

    自分自身を傷つけることにも繋がってしまいます。

     

    誰かや何かに優しく接するには、まずは自分自身を大切に

    そして“自分自身の今”を知るための練習が、フィジカルなヨガの実践でもあります。

     

    オンザマット(フィジカルなヨガ)の実践は、オフザマットのヨガにも密接に繋がっていて

    そのどちらもがサイクルのように回っているのです!

     

     

    マットの上でのプラクティス以外にも、日々の生活で「オフザマット」でもヨガを実践すると

    ヨガへの理解が深まりますし、楽しくなりますよ♡

     

    みなさんの毎日にもヨガが共にありますように。

    Om Shanti Shanti Shanti✨

    Mika

     

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