ファンクショナルローラーピラティス(FRP)とは?と効果を知る/宮城由香 | 恵比寿のヨガスタジオ「studio GOD -スタジオゴッド-」

ファンクショナルローラーピラティス(FRP)とは?と効果を知る/宮城由香
- 恵比寿ヨガスタジオ studio GOD -

    皆さんこんにちは
    東京・恵比寿にあるヨガスタジオ studioGODのインストラクターの宮城由香です。

    私はstudioGODでは様々なクラスを担当しているのですが、今回は『ピラティス(FRP)』のクラスについてお話したいと思います。

     

    ◇ピラティス(FRP)とは


    FRPとは‥
    フォームローラーを用いてエクササイズを行うピラティス【ファンクショナルローラーピラティス】です。

    ローラーで不安定性を作り出すことで、集中力を高め自身の体をコントロールする力をつけていきます。
    脊柱のアライメントを整え、アプローチをしたい筋肉や関節を効率的に動かし、機能的な身体を目指していきます。

    コアを安定させたい。
    ヨガのアーサナで苦手なものがある。
    腰や肩など、いつも同じところが痛くなりやすい。
    姿勢改善したい。
    スポーツのパフォーマンスを上げたい。

    様々な方にアプローチ出来るピラティスです。


    とHPのクラス説明でしています。

    私はヨガを伝えている中で、もっと機能的で効率的に身体を動かしたい。と思いFRPをはじめました。

     

     

    ◇ファンクショナル=機能的な

    「股関節から脚を上げる」という動きの中で
    実際、股関節がしっかり動いている?という場面があります。

    股関節から動こうとして腰が丸まってしまうことってありますよね。
    脚を高く上げるには身体が硬く(この場合は腿の裏;ハムストリング)、腰が丸まってしまったり軸足の膝が曲がったりすることがあります。

    ↑左;股関節から脚を上げている。 右;腰を丸め、膝を曲げて脚を上げている。

     


    腿裏の柔軟性が高いけど、軽く脚を上げる動作で股関節を動かそうとして腰が丸まってしまう方がいます。


    『股関節から曲げてるつもり』で実際は腰を丸めるという動きに置き換えてしまう‥

    このようなことを代償動作といいます。

    「胸を丸めて(胸椎の屈曲)」が腰を丸めてしまう。
    「胸をから反って(胸椎の伸展)が腰を反ってしまう。

    など‥

     

    この代償動作が多くなればなるほど
    身体を動かす際に効率的ではない動きになっていきます。

    それを繰り返していくことで、身体はその動きを記憶していきます。

    本当は可動がある関節・少しの力で動ける動作がどんどん違う形に置き換えられてしまうと、人間が本来持っている機能が退化していき、効率的で機能的に行える動作が失われていってしまいます。

    元気に走ったり、ヨガしたり、様々なスポーツをしたり、楽しく日常を過ごせている今はいいかもしれませんが、歳を重ねてもずっと自分の脚で歩きたい。という目標でしたらどうでしょうか。

    歳を重ねていけば身体が衰えていくのは必ず通る道ですよね。
    だからこそ、今から思ったように身体を動かすトレーニングで身体を機能的・効率的にしておく努力をすることが必要だなと思いました。

    機能的に動かせる自分の身体を作るのは自分自身。
    股関節や肩甲帯を安定させて、快適な動作に自分自身で導けるように。

    FRPのエクササイズには
    小さな動きでも、その機能的で効率的な身体づくりができるエクササイズがたくさんあります。

    どうなりたいのかで行うエクササイズは違いますが
    リハビリとしても
    姿勢改善などのエクササイズとしても
    スポーツなどのパフォーマンスを上げるエクササイズとしても 取り入れられます!

    大きな機械がなくても、フォームローラーが1本あればできます。
    実際、理学療法士さんがリハビリに使っていたりもします。

     

    ◇リハビリとレッスンは違います。

    怪我や障害を有する方や、高齢の方への指導は医師や理学療法士のような専門家の助言が必要となります。

    たまに
    『ココが痛いんです‥』
    と相談を受けることがあります。

    インストラクターは動作を見ることはできますが、レントゲンを撮ったり診察・診断をすることはできません。

    痛いところがある。
    何年も前から痛い。
    痛いのに痛い動作をずっと続けている‥

    でも病院には行っていない‥

    よく見かけます。

    まずサインがある方は何が原因なのか
    もしかしたら骨や筋肉でもなく、内臓からのサインかも知れませんよね。

    なので、痛みや違和感がある方はまずは病院に行ってくださいね。と私は必ず伝えています。

    レッスンを担当している先生は、医者の先生とは違います。

    レッスンでできることは
    動ける身体を維持する!
    代償動作を減らして本来の動きを取り戻す!です。

    自分に合った動きを知り、自分の思った通りに動かせる身体をピラティス(FRP)のクラスで作っていきましょう!!

     

    ◇studioGODのFRPのクラスと相性の良いクラス

    studioGODのFRPクラスは2クラス!

    私は火曜日13:00−14:15にアーサナアライメントアドバンスというクラスを行っています。

    このクラスはアドバンスアーサナ(難易度や強度の高いポーズ)を練習するクラスです。
    ですから、代償動作無しで股関節がちゃんと動かせる・肩甲帯が安定しているなどの基本動作ができているとアドバンスアーサナにチャレンジしやすくなります。

    肩甲骨の外転や外腹斜筋の感覚が分からないとアームバランスにチャレンジしてもベチャっと潰れてしまうような形になります。


    ↑上の写真;腕に乗って潰れたアームバランス 下の写真;体幹の筋力をしっかり使ったアームバランス

     

    なので、私のクラスの前にあるFRPクラスがオススメです!

    11:30−12:30
    ピラティス(FRP)/江原枝里子 

    FRPクラスで身体の感覚の意識を繋げておくと、アーサナも安定していきますよ♪
    https://www.studio-god.com/lesson/13559/

     

    そして木曜日は
    私の担当するピラティス(FRP)の前のクラスに

    10:00−11:00
    ヤムナボディーローリング/Chisato 

    があります。

    このクラスは
    専用ボールの上に体重をかけて適度な負荷で「骨、筋肉」を刺激する事により骨、筋肉を本来あるべき場所に戻していきます。
    https://www.studio-god.com/lesson/14884/

    日常生活の中で姿勢が崩れたり、偏った動作が続くことで筋肉の硬縮が起こります。それをヤムナボディーローリングでリセットしてからピラティス(FRP)で機能的に身体を動かす練習をしていく。

     

    アーサナの練習をしたい方は火曜日のピラティス(FRP)クラス。
    身体をリセットしてから整えたい方は木曜日のピラティス(FRP)クラス。

    がおすすめですよ(^^)

     

    もちろんすべてのクラスがオススメですけどね☺
    今回はピラティス(FRP)について書いてみました。

     

    studioGODのInstagramにも動画でFRPについて継続的に投稿していますので、そちらも見てみてくださいね♪
    https://www.instagram.com/studiogod/

     

     

    studioGODのFRPクラス

    火曜日 11:30-12:30 担当;江原 枝里子
    https://www.studio-god.com/lesson/13559/

    木曜日 14:30-15:30 担当;宮城由香
    https://www.studio-god.com/lesson/3757/